スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さよならトモジさん

この記事に対してのコメントは不要です。
また不快に感じられる方もいらっしゃると思いますが
本人は書いて整理したいので申し訳ないのですが不問の方向で
よろしくお願いします。


私には父方の祖父がいる。
トモジさんという。

トモジさんは60歳の頃胃ガンに罹り、胃の全摘手術を受けた
のだが、再発も無く(多分)本人も元気で暮らしていた。
好きな事は温泉で、旅館に行けば必ず3回は風呂に入っていたし
近所のラドン温泉にも通っていた。
日課は朝晩の散歩。
雨の日だろうが風の強い日だろうが歩いていたので、近所の
人には「まぁ、散歩好きなおじいさんなのね」と思われていた。
…何のことはない、本人曰く「歩けなかったらもう終わりら」
と鍛えていただけだったけど。

そんなトモジさんがいなくなった。
年末に一回倒れたときいていた。
まぁ命に別状が無く、足が少し動かないとかで年明けてから
リハビリをすると聞いていた。
だからまさか居なくなると思ってはいなかったのだ。
8日の『壽新春大歌舞伎』夜の部を観ていて、休憩時間に
トモジさんの様子を見に行っていた母に電話をしたところ
亡くなったと聴いた。

次の日トモジさんを見た。
トモジさんは穏やかでまるでまだ寝ていて「ふごっ」と言って
起き上がってくるかのようだった。
それだけが救いだった。
魂が居なくなってるとは思えなかった。



だから悲しくて仕方なかった。


トモジさんはもう祖母にあったのだろうか。
母方の祖父にもあったのだろうか。
それとも向こうで今同じ境遇の方とお友達になって
旅をしているのだろうか。
ふと何も無いときにそう思う。



スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。