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『TOMMY』を観に行ってきました。

友人から
「TOMMY」の招待チケット手に入ったので行かない?(大阪弁→標準語訳)
のお誘いメールが来たので行ってきました。
めったに招待券を隣の劇場関係者に出さないのに動員をかけるなんざ
非常事態なんじゃと思いましたが、賢い大人なので黙っておきます(笑)

多分これはWHOのコンセプトアルバムから映画→舞台化だったと思うのですが
Tommy トミー(1975) - goo 映画
舞台版だと「わぁこんな重要な設定を変えちゃったのね」と驚きつつ(笑)
観劇中にも関わらず、自分の記憶めぐりをしてしまった。
ちなみに映画は中学の時に一回、高校の時に一回観てます。
高校の時に深夜放送で観ていて父親に「そんな気持ちの悪いものを
観るな!」と枕を投げつけられた事をふと思い出しました(笑)


感想は少し辛い感想になると思います。
ネタバレなので閉じますね
物足りないというのが
全体を見ての感想で。
美味しい料理のレシピがあって、素材があって、美味しいと言われてる
調味料を使って作ってはみたもののいざ食べてみると味がぼやけていて
美味しくない…そんな時の心境に似てるなぁと。

個人的な意見なのですが、ニ幕目でトミーが三重苦を克服し、
教祖的な存在に祭り上げられた時の圧倒的なカリスマ性や、変化した環境
に踊らされる周りの人々の愚かさ、その後の信者の暴動で様々なものが
崩壊した事によって、皮肉にも彼自身が真の開放を得た、その時の
喜びとかそういったものの表現が薄いので、観る者の感情を起こせないまま
終わってしまうことが勿体無い。
(せっかく一幕での負の部分、男色家のアーニーおじさんやサディスト
のいとこケヴィンの陰湿さで観客に彼らに対する不快感とトミーに
対しての庇護や同情を持ったと思うのでそれを上手く利用して欲しかった。)

最後の曲、あの曲をただつらつらと明るく上手に歌ってしまっては
このミュージカルは成り立たないと思う。

あとはやっぱりミュージカルの翻訳、特にロックミュージカルに
良くある事なんだけど言葉を合わせようとして音程や言葉尻を上げるのが
自分はどうしても駄目で。(そういった意味でも歌詞は英語のままで良いと思っています)
特に両親の歌が…一幕目ではまだ大丈夫だったけどニ幕目は辛かった。
あと中川氏はなんでも自分のスタイルなんだなぁと(笑)
自分のスタイルを持つことは凄くいいことなんだけど、それが作風と少し
ずれていたら変えることも時には必要じゃないのかしらと。
「Tommy, Can You Hear Me?」の「See me…」が凄く良かったので
それ以外のマイケルジャクソン風が勿体無いなと。
あとアンサンブルで一人煩いのがいてね…ちょっとは周りに合わせろよと
アンタうるさいよと誰か言ってあげて(笑)

照明やセット、バックのLEDスクリーンの使い方は凄く良かった。
物語を知らなくてもある程度スクリーンを見ていたら判るのでは
ないかと思います、あの使い方を某演出家がやっていたらなぁ(笑)
あとバンバン変える衣装、トミーは全く変わらないけど、アンサンブル
でもかなり衣装替えがあってお金かけてるなぁと感心したり。

招待で見た割には結構語ってしまったかなと思います。
でもこれ定価11000円。
定価で観ていたら私多分暴れてました、高いよ、高すぎるよ。
東京公演の途中からカーテンコールでライブを行なうようになったそう
ですが、うーんライブは楽しいのだけどアシッドクイーンとケヴィンの
中の人、フラストレーション溜まってるんだろうな…。




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